自宅からの不動産投資(1) サラリーマンならではのスタート その1

サラリーマンである私が不動産による収入を得るに至る一連の流れの話です。

自宅購入

さかのぼること2015年。

マンション購入の検討を開始しました。

これについては別の機会でまた書きます。

最終的に2016年に新築マンションの購入を決め、2017年に入居します。

思わぬ転勤!

購入を決めた当時、すぐに転勤があるとは考えておらず、永住とまではいかなくとも、それなりの年数に渡って住み続けられると思っていました。

しかし、2018年の冬にまさかの転勤の話が。。。。

新居に住んで1年くらい、しかも気の進まない業務内容での転勤でした。

難色を示したものの、会社員の私にとって結局は従うしか選択肢はありませんでした。

コロナ禍の中の最近(2021年)はテレワークやリモート勤務などの色々な選択肢が一気に一般的になりましたが、2018年当時はそのような雰囲気は全くありませんでした。

(「テレワーク」「リモートで」などという用語自体も無かったですよね?)

家族で引っ越し VS 単身赴任 → 家族で引っ越しに決定

転勤を受け入れるにあたり、家族で引っ越しVS単身赴任、でいろいろ考えました。

・家族(妻+子供)のこと

・お金のこと

当時1歳だった子供がかわいくてたまらないので、一時的には許容するとしても、ずっと単身赴任というのは私が耐えられそうにありません。

妻ともその旨の話をしました。

また、幸い転勤先は妻の実家の割と近くなので、家族で引っ越すという結論はあまり問題なく家族(=妻)に受け入れられました。

家族で引っ越し その1 家探しをする場所を決める

家族で引っ越しと決まり、家探しです。

職場の近く(=私の通勤を優先)か、家族の生活を優先か。

家族の生活を優先に即決です。

妻は結構私の通勤の心配をしてくれましたが、やっぱり家族での生活環境が大事と思いました。

転勤先の職場のある地域は利便性が高いとは言ない場所で、あまり自家用車の運転を好まない妻にとってそのような地域での生活はしんどいと考えました。

なので、通勤には車で片道1時間弱かかりますが、家族が生活しやすい場所で探すことで決定です。

家族で引っ越し その2 お金の話から大問題に気付く!

私の勤める会社の場合、賃貸ではない自宅を所有し、そこに住民票を置くと「自宅手当」が支給されます。

自宅に家族を残し、単身赴任でも「自宅手当」は支給されます。

当然、転勤前に購入した自宅マンションに住んでいる時には支給を受けていました。

一方、賃貸に住む場合、地域ごとに定められてた「上限額」以内の家賃実費の一定割合を会社が負担します。

ここで問題に気付きます。

自宅を所有しているのに転勤を命ぜられ、家族で引っ越して賃貸住宅に住むと、「上限額」以内の家賃実費の一定割合しか会社は負担してくれない。

「会社が負担してくれる家賃の一定割合+上限額を上回った分」は自己負担をする必要がある??

不本意な転勤をさせられた上に、家賃の一部が自腹???

そりゃないよ!!

真剣に会社の仕組みを調べましたが、その通りでした。

そして、

・転勤先の地域での自己負担=3万円台後半

・自宅手当=1万円台後半

自宅VS賃貸で考えると、賃貸の場合はプラスマイナスで月当たり5万5千円くらい損。

会社のデータを調べると

・賃貸で上限額以内に収まっていない人=賃貸に住む従業員の約6割、

つまり会社の定める「上限額」以内で満足できる賃貸住宅に巡り合える人はたったの4割!

ということは賃貸の場合、毎月5万5千円以上損する可能性が大!!

1年で少なくとも55,000×12ヶ月=660,000円損。

転勤期間を2年と想定すると、少なくとも1,320,000円も損する!

これは結構デカい金額です。

賃貸ありきで家を探すことに疑問を持ち始め、並行して購入の検討を開始しました。

続きは次回へ

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